健康と美容に!温活のおすすめ
冷えは健康生活の大敵
女性のからだは冷えやすく、2人に1人が冷えでの悩みを抱えているといわれています。特に冬場は、寒さが原因で体温を奪われ、体全体が冷え切ってしまうことがあります。
外気とお部屋の気温差が激しく、その気温差により体調不良を引き起こすこともあります。また、夏場でも薄着になって、エアコンを付けっ放しにしておくと、からだの芯まで冷えてしまいます。
健康と美容に!温活のおすすめ
このような状態が続くと、女性ホルモンの低下や自律神経が乱 れやすく、ひどくなると、頭痛や関節の痛み、腰痛、腹痛を伴 うことがあります。 また血流が悪くなり、新陳代謝が低下すると、髪のパサつきや 肌荒れの原因にもなります。 最近は男性も冷え性を訴える人が増えています。特に高齢者は 新陳代謝の衰えとともに、手足の冷えが顕著になり、夜もぐっす りと眠れないという方もおられます。
からだも心も温めよう
そこで、からだを中から温める「温活」のおすすめです。 ゆっくりと時間をかけて体調の改善を図りませんか? 体温を上げる飲み物を飲み、体の内側から温まりましょう。 飲み物で手軽に温活をおこなえます。 結果的に体調を整え気力の充実にもつながっていくでしょう。
良質の当帰葉と大和茶をブレンド
健康と美容に!温活のおすすめ当帰(とうき)葉
からだを中から温める効果の高いものに、昔から漢方薬として用いられている「当帰」があります。
特に、昔から奈良と和歌山の県境の「大深」地方で採れる当帰の「根」は、品質では第一といわれ、江戸時代から「やまと当帰」として大変重宝されてきました。
ルーツは中国で、現在でも甘粛省南部や四川省で多く栽培され、わが国にも輸出されています。
中国の言い伝えでは、子供ができないために実家に戻された嫁が、当帰を服用して妊娠できる元気な体になって婚家に「当(まさに)帰る」ことができたことから、この名がつけられたとされています。
また、西洋でも古くから「Angelica=アンジェリカ」(エンジェルの語源)と親しまれ「天使のハーブ」と呼ばれてきました。
このように当帰は、洋の東西を問わず、古くから婦人の要薬として用いられ「補血調経、活血止痛」の効用があり、地黄とともに婦人血虚の更年期障害や潤腸通便に効用があり、男性にも中年以後の虚労、腰痛、手足の冷えやしびれに応用されています。
やまと当帰葉の成分分析と血流増進作用
薬用植物である「やまと当帰」は、生薬として使用される部位は「根」であるため、根以外に部位は従来から廃棄されてきました。
奈良県では平成24年に「漢方のメッカ推進プロジェクト」を立ち上げ、薬用植物の増産と漢方関連の商品開発に取り組むことになりました。そこで、注目されたのが「やまと当帰」の葉の部分です。
美容やアンチエイジングに
奈良県産業振興総合センターでは、この「葉」の成分分析や加工方法などの研究開発を重ねてきました。
成分分析では、奈良県五條市の当帰葉が使用されたが、同じセリ科のアシタバ、パセリやセロリといった植物に比べても、特徴的な分析結果が示されました。
フリーズドライで保管するとカリウムやカルシウムが豊富になるほか、ビタミンCやビタミンKが多く含まれ、美容と健康、アンチエイジングにも役立つことがわかります。
生薬であるやまと当帰の「根」の効果には、血行改善や身体を温める作用があるとされてきました。
そこで奈良県産業振興相好センターでは当帰の「葉」ではどうか、という実験も数回にわたって行われました。健康な女性4人(年齢40〜48歳)に被験者となり、摂氏5度のミネラルウオーター100mlに当帰葉の粉末を溶かして飲用する実験をして、90分間の観察をしました。その結果、個人差はあるもののいずれも当帰葉の粉末を飲用することによって皮膚温が上昇しました。
からだを温める効果も実証
また、平均血流量を示す「血流量」は、4人平均で当帰葉が6.5ml/min/100gに対して水3.0ml/min/100gという結果となりました。
つまり4人の女性の被験者は、いずれにおいても皮膚温の上昇と血流量の増加が認められました。このことにより当帰葉には、「カラダを温める作用がある」ことがわかります。

(資料はいずれも「2017年版奈良県産業振興総合センター研究報告」より抜粋)
奈良県のやまと当帰に関するホームページhttp://www3.pref.nara.jp/sangyo/yamatotouki/